2023.08.24 13:54東方キリスト教学会で発表させていただきました 2023年度東方キリスト教学会大会にて「アウグスティヌスと聖遺物の奇跡:『説教』317–324に注目して」と題して発表の機会をいただいた。
2023.03.29 13:03関心の遍歴 宗教学専修に進んだ頃は現代のカトリック教会について興味があった。また、山口輝臣先生の授業を駒場でとっていたので、国家神道についての議論にも注目していた。神道に限定されない戦時期の日本の諸宗教の活動に興味があって、当時のカトリック教会、カトリック信者の動きにも関心を持っていた。 ...
2023.02.22 12:22『福音と社会』谷口幸紀氏の書評に関する抗議②最初の抗議を出してから1ヶ月以上経ったが、ようやく(下)が手に入ったのでカトリック社会研究所に再度質問を送った。何度でも言うが手に取られるべきはこちらの書籍である。
2023.01.05 14:25教皇ベネディクト16世死去に際して 2022年12月31日午前9:34(ローマ時間)、名誉教皇ベネディクトゥス16世(Papa Emeritus Benedictus XVI)が死去した。評価の分かれる人物であったことは確かだが、20世紀、21世紀のカトリック教会そしてキリスト教にとって非常に重要な人物であるので...
2022.12.24 12:00『福音と社会』に抗議する・序 谷ロ幸紀「【書評】『LGBTとキリスト教—— 20人のストーリー』(監修・平良愛香/日本基督教団出版局・刊)(前)」『福音と社会』2022年、323号、90–99頁(以下、記事①とする)および、谷ロ幸紀「【書評】『LGBTとキリスト教—— 20人のストーリー』(監修・平良愛香/...
2022.11.22 03:41教皇ベネディクトゥス16世の講話による使徒、教父、中世の人々、神秘家、聖人たち 教皇ベネディクトゥス16世、またの名をヨーゼフ・ラッツィンガーはローマ・カトリック教会の最高位の聖職者であると同時に、世界有数の哲学者・神学者でもある。世間を騒がす発言や行動もあって「保守派」の筆頭としてみられがちだが、それはあまりに一面的なラッツィンガー理解ともいえよう。確か...