『福音と社会』谷口幸紀氏の書評に関する抗議②

最初の抗議を出してから1ヶ月以上経ったが、ようやく(下)が手に入ったのでカトリック社会研究所に再度質問を送った。

何度でも言うが手に取られるべきはこちらの書籍である。


† 主の平和

先月、私たちは貴研究所に谷口氏の書評に関して問い合わせいたしましたが、刊行予定の書評(下)も併せて読むようにご返信頂きました。それを受け、先日(下)を「編集部から」(106頁)と共に確認した上で、私たちは一貫してこの「書評」は差別にあたることを指摘します。さらにご返信には「謝罪の意思に関しては『社研の方針など』についての説明と率直なお詫びをお読みください」とありましたが、「編集部から」にはお詫びは見当たらず、開き直りというべきものしか書かれておりませんでした。今日から四旬節を迎えるにあたり、みなで主の復活を祝うためのふさわしい準備ができるよう、この記事の掲載について謝罪して撤回することを私たちは強く希望します。

 従って以下の4点を改めてご質問いたします。

1. 先月問い合わせた谷口氏に書評を依頼した経緯について。

2. 版元、各有志団体、ついにはカトリック正義と平和協議会からも声明があったが、このまま「差別的ではない、表現の自由である」として放置し、謝罪・撤回する予定はないのか。

3. 単なる事実確認として、貴研究所は「カトリック」を団体名に冠する以上、日本カトリック中央協議会の公認団体ということで間違いないか。(参考 「日本カトリック司教協議会 公認団体基準」https://www.cbcj.catholic.jp/2000/05/25/2205/

4. 以上の質問に対する回答を前回同様こちらの方で公開してもよいか。


以上ご回答お待ちしております。

Ἰ, Σ, Π




先月の抗議については以下のリンクを参照されたい

desiderium sinus cordis

Josh K. の勉強・研究で共有したいことや考えたことを書きます。宗教学、古代キリスト教とか。そんな長く書けないですが。